もうすぐ2025年が終わりますね。
一年の終わりは、街の空気も少し静かになり、心の中にいろいろな思いが浮かんでくる時期です。
「今年は思うように進めなかった」
「来年こそはこうなりたい」
と、期待と不安が入り混じる方もいらっしゃるかもしれません。
転職活動中の方にとっては、多くの企業がお休みに入る年末年始の期間が、特に長く感じられるかもしれません。

2026年をより良い年にするため、新年の目標を立てるのも良いですよね。
ですが、大きな目標を立ててそのまま年末を迎えてしまった…ということ、経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今すぐできて、安心できる。
そんな小さな準備こそが、来年の自分を支える力になります。
このコラムでは、残りわずかとなった2025年のうちにできる、来年への準備をステップ形式でご紹介します。

ステップ①　ひとつだけ書き出す

「来年になったらまずやりたいこと」をひとつだけ、紙に書いてみましょう。
お茶をする前の5分や、映画を見る前の3分などでさらっと書いてみてください。

例えば、「新しい趣味を探す」「誰かに感謝を伝える」など、生活を少し豊かにすることでも良いですし、転職を視野に入れている方は、「履歴書を見直す」「気になる企業を1社だけ調べてみる」といったことでも良いですね。

川辺

ポイントは、小さなステップを意識することです。
疲れていても数分で終えられるくらいの小ささがおすすめですよ。

ステップ②　継続を支えてくれる相談相手を確認する

「来年になったらまずやりたいこと」ができたら、その先にある目標を考えてみましょう。

例えば、「新しい趣味を続ける」「事あるごとに感謝を伝える」「職務経歴書も整える」「気になる企業をいくつか調べる」という感じになります。

続けていくために、「不安になったときに誰に相談するか」もリストアップしておきます。
必要がなければそれはそれで良いのですが、書き出してみると、「思ったより相談できる人がたくさんいた」ことに気付けるかもしれません。

例えば、ご友人やご家族、会社の同僚や人事担当者などでしょうか。
困った時に聞ける人がちゃんといる、ということを可視化することで、安心して新年動き出すことができます。

ステップ③　実行しやすい環境を30分だけ整える

ステップ①で決めた、「来年になったらまずやりたいこと」を実行しやすくするために、年末年始の30分だけ、身の回りの情報や環境を整えてみましょう。

例えば予定を整理してみたり、読みたい本のリストを更新してみたり。
転職活動中の方であれば、求人サイトのブックマークや応募書類のフォルダを整えることで、「準備ができている」という前向きな気持ちになれます。

さいごに

こうした小さな準備は、すぐに大きな成果が見えるものではないかもしれません。
ですが、まず最初に安心できる心構えを持つことで、来年の挑戦はもっと軽やかになりますよ。

ステップ①～③ができなかったとしても、できなかった自分を責めるのではなく「よくここまで来た」と認めてあげることが新しい年を迎えるための一番の準備です。

新しい年を迎えるとき、あなたの背中を押すのは安心感かもしれません。
その一歩を、年末の今から始めてみてください。

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