2025/07/30
転職質問箱求人はあるのに、どこにも心が動かない理由
「なんとなく探し続けている今」がしんどいあなたへ。
「転職しようかな」と思って、求人を見てみた。
でも、どれを見ても「これだ!」と感じない。
勤務地、条件、雰囲気…なんとなく、しっくりこない。
「こんなに求人あるのに、どこにも行きたいと思えない…私のわがままなのかな」
そう思って検索画面を閉じてしまった経験、ありませんか?
今回は、そんな「ピンとこなさ」の裏にある本音を、一緒に見つけていくお話です。
選び方間違ってるのかな

求人サイト、何度か見てるんですけど…どれもイマイチというか、「これだ!」って求人が全然見つからなくて。
なんか私、選び方間違ってるのかなって不安になります。
そのモヤモヤ、よく分かります。
実は良い求人がないのは、求人が悪いからじゃなくて、まだ自分の軸が整理できていないからかもしれません。

川辺

軸…ですか?
たとえば、どういうときにやりがいを感じるか、どんな働き方が心地よいかとか。
大事にしたいことがぼんやりしていると、どの求人も帯に短したすきに長し、中途半端に見えてしまうんです。

川辺

あ、たしかに。
条件も大事なんだけど、雰囲気が合うかとか、誰と働くかとか、そういうのも気になります。
でも、求人票にはあまり書いてないんですよね。
まさにそこです。
求人票って、求人情報の全てが載っている訳ではないんです。
むしろ求人票は、自分で企業へ行って、聞いて、確かめる前に見る見出しのような情報なんですよ。

川辺

そう思うと、ちょっと気が楽になります…。
でもそれだと、全部の企業に応募してみないと何も分からないってこと?それはちょっと…
違和感メモを書き出してみよう
そうならないように、転職軸を整理して、求人票の時点である程度当たりをつけられるようにしておきましょう。
たとえば、最近「なんか嫌だな」「気分が沈んだな」と感じた仕事を思い出してみてください。
そこには、あなたが避けたい環境や、したくないことが隠れているはずです。

川辺

……あ。
会議で黙っていたら「参加してるならちゃんと発言して」って言われたの、しんどかったな。
発言を受け入れられてない感じの雰囲気が好きじゃなくて。
意見言いやすい雰囲気の方が向いてるかも。
それ、すごく大事なヒントです。
転職は、希望を探す旅の前に、自分を知る旅から始まるんです。

川辺

やりがいとか成長とかそんなに求めてないしなって思ってたけど、こうして振り返ると、どう在りたいかって自分にもちゃんとあるんだなって思えてきました。
その気づきこそが、転職先を選ぶときの自分軸になりますよ。
表に出ない心の条件を大切にした先に、本当にしっくりくる選択肢が見つかるはずです。

川辺

書き出してみたら、思ってたよりたくさんありました…。
自分って、けっこうがんばって我慢してたんだなって。
すばらしいです、自分を言葉で救い出せたってことかもしれません。
ここからは、その違和感たちを転職軸のヒントとして並べてみましょう。

川辺
たとえば、
「これはもう絶対に避けたい」
「こういう雰囲気のほうが落ち着けるかも」
「意外とこういう働き方が向いているかも…?」
そうやって、働きやすさの地図を描いていくイメージです。

川辺

あ、なんだか求人を見る視点がちょっと変わってきた気がします…
探しても見つからないんじゃなくて、ちゃんと自分で探せる視点をつくれてなかっただけだったのかも。
その気づき、すごく大切です。
違和感を見つける → 言葉にする → 理想のあり方に翻訳する
この順番で整えていくことで、求人の見え方も選び方も変わってくるんですよ。

川辺
北陸人材ネットからのメッセージ
求人がピンとこないのは、自分の選び方にまだ正解が見えてないだけ。
それって、「なんとなくで選びたくない」「ちゃんと納得したい」っていう、誠実さの現れでもあります。
焦らなくて大丈夫。
まずは「なんか違う」の正体から、一緒に拾っていきましょう。
⭐こんな相談もOKです
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